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特に自律神経は、体温や血圧、呼吸、心拍数、消化などをコントロールして生命を維持しようと、日々一生懸命働いています。首の筋肉に異常があれば、色いろな形で心と体に影響が出てきます。
頭の重さは、男性で6~7㎏、女性で5~6㎏といわれています。
それを、細い首で支えているので、毎日大きな負担が首にはかかっています。
さらに、パソコン、ゲーム、メール、読書、趣味、また通勤電車で下を向く、車の運転など、長時間同じ姿勢をしたり、同じ動作多いと、その姿勢が一番楽な姿勢になるように、身体が変化していき、首により大きな負担をかけてしまいます。
正しい姿勢で、肩の上に首がちゃんと乗っていれば、筋肉への負担は少ないのですが、下向きの姿勢が多い人や猫背人は、正しい姿勢の人に比べ、約3倍、首に負担がかかっています。
さらに、人の身体は、横から見ると緩やかなS字カーブ(生理湾曲)をしていることで、歩行時の地面からの衝撃を、首のカーブで吸収しています。それが、猫背の人やストレートネックの人は吸収できないので、背中や腰で吸収することになり、背中が凝ったり、腰痛になったりもします。
首は複雑に筋肉が重なり合い、その中を何本も神経や血管が通っています。非常にデリケートな部分です。
痛めている筋肉を、押したり、揉んだり、ボキボキするなどの強い刺激は、脳が外から攻撃を受けたと判断して、自己防衛のため、かえって筋肉を硬くして、悪くすることになりますので、十分気をつけて下さい。